ご本人が納得して受診するように、誘ってみましょう！
認知症と自覚している人は少ない様で、「最近、物忘れがひどくなってきたから診てもらいましょう」と言うとご本人を傷つける事になり、素直に応じてもらえません。
かといって。。。
「○○さんのお見舞いに行こう」などと病院へ連れて行くと、騙されたと思い逆効果になってしまいます。
ご本人のプライドを傷つけ無い様に誘導してあげる３つの方法をご紹介します。
１.「健康診断に行きましょう」「念のため一度身体を診てもらいましょう」
- 「どこも悪いところはなくても念のため健診しておけば、安心ね」
- 「しばらく診てもらってないので行きましょう」
- 隣の方（ご本人と同じくらいの年代の方）が行ってる病院の先生、評判良いから一度診てもらいましょう」などなど
２.「市区町村から連絡があったので検診に行きましょう！」「○○歳以上の方は検診を受けましょう！と市から連絡があった」
※自治体からの誘いなら、ご自身だけが検診するのでは無いので安心。病院へ行くことの抵抗が少なく済みます。
３.「かかりつけ医の先生が一度病院で診てもらいましょうと言っているので一緒に行こう」
※かかりつけ医なら信頼もあるため、素直に応じてくれます。
普段の様子を観ている人が二人付き添うと良いです。
認知症の診断をする際に、その人の普段の様子や状況を伝える事で、診断の大事な根拠となります。
複数で付き添ってあげる事で医師の話を聞く事ができ、診療中に見守ってあげる事でご本人も安心です。
