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ヒペリシンとは

ヒペリシンとは、ヨーロッパやアフリカ、アジアなどが原産のオトギリソウ科オトギリソウ属の多年草の植物で、うつ病や不安障害を抑えるといわれるハーブ『セントジョンズウォート』(セイヨウオトギリソウ)の主成分です。 現在ではヒペルフォリンという成分が有効成分であると考えられています。 (英:hypericin)

ヒペリシンの成分は、脳内のセロトニン濃度を高めてうつ状態を抑えると考えられており、気分の落ち込み、無気力、不安、 眠れないなどのうつ症状を軽減します。ドイツでは医薬品として認められています。

また、薬の種類によっては併用することで薬の作用を弱めてしまったり、日光皮膚過敏症を起こすこともあるといわれており、皮膚の弱い人は注意したほうが良いでしょう。

ヒペリシンが含まれる薬

◇経口避妊薬 ◇強心薬 ◇気管支拡張薬 ◇血液凝固防止薬(ワルファリン) ◇抗うつ薬(SSRI) ◇片頭痛薬(トリプタン) ◇抗てんかん薬 ◇抗不整脈薬 ◇抗HIV薬(ヒト免疫不全ウイルス) ◇免疫抑制薬

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