サプリメント事典.net >サフラン
サフランとは
サフランとは、地中海沿岸を原産とするアヤメ科サフラン属の多年草で、多年生の球根植物です。(英:saffron)クロッカスともいう。
サフランはめしべを乾燥させて香料や着色料として使うほか、薬用にも使用されます。
黄色いカロチノイド色素が入っており、南フランスの名物料理「ブイヤベース」や、スペインの「パエリャ」にはかかせません。またインド料理のサフランライスでもおなじみです。
サフランは、ヨーロッパでは喘息(ぜんそく)に使われており、10g以上を一度にとった場合、流産が起こったという海外の報告があるので、過剰摂取は禁物。
〈漢方〉生薬としては「番紅花(ばんこうか)」といい紅花と同じように「血」をめぐらせる作用があり、鎮静、鎮痛、通経、喘息、更年期障害や冷え性などの婦人病に効果があるといわれています。 紅花は「温性」だが番紅花は「寒性」。薬効が紅花より強いため、用法用量に注意が必要。妊婦には使わない。
*更年期
*喘息(ぜんそく)