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コウジ酸とは
コウジ酸とは、日本酒や味噌などの醸造に使用される、麹（こうじ）の培養発酵液に含まれる成分のことで、日本酒を作る杜氏（とうじ）の手が白いことから、美白作用に注目した研究が進み、メラニン色素を作り出す酵素であるチロシナーゼの働きを阻害する作用を持つことが判明。美白成分でもっとも多く使われている成分です。
コウジ酸には、抗菌作用、重金属イオンの封鎖作用、メラニン色素形成の抑制作用、食品の劣化を招く酵素を阻害する作用などがあります。しかし、コウジ酸を動物にたくさん食べさせると、肝臓などのガンや白血球現象作用等の副作用が生じることが判明。２００２年１２月に食品、０３年３月に化粧品（医薬部外品）への配合が禁止された。
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