コレステロールとは
コレステロールとは、ステロイドの一種で、細胞膜の成分で体内の構造脂質のことで、体に悪いとのイメージがありますが、細胞膜や胆汁酸、性ホルモンなど、体に欠かせない構成成分を作る原料となり、健康な体を維持するには無くてはならない物質です。(英:cholesterol)
コレステロールは、食事で摂取する量より肝臓と小腸で合成される量の方が多いが、摂取しすぎると悪玉コレステロールが増え、動脈硬化や心臓病など生活習慣病のリスクが高まります。
食事で摂取するコレステロール量に注意をするとともに、悪玉コレステロールを減らす作用のあるDHA(ドコサヘキサエン酸)、EPA(エイコサペンタエン酸)や、抗酸化物質(ビタミンC、Eなど)を一緒に摂ることを心がけましょう。
高コレステロールであっても、それだけでは自覚症状もなく、日常生活に差し支えはありませんが、現代では30歳以上の男性の約29%、女性の約34%が高コレステロールの可能性があると言われています。 また、コレステロールが不足すると、細胞膜や血管が弱くなり、貧血や脳出血を起こしやすくなる。