サプリメント事典.net >クロロゲン酸
クロロゲン酸とは
クロロゲン酸とは、コーヒーに含まれるポリフェノールの一種で、コーヒー豆の芳香成分のことです。(英:chiorogenic acid)
クロロゲン酸は、ゴボウやサツマイモ、ナス、アスパラガスなど一般的な植物にも含まれ、切り口が茶色くなる原因となっていますが、これはクロロゲン酸が抗酸化物質であり、切り口の酸化防止をするからと考えられています。
クロロゲン酸は、ポリフェノールのコーヒー酸とキナ酸が結合した物質で、抗酸化活性が強く、肝臓で糖新生の阻害やインスリン分泌促進作用があり、1日90mgの摂取で食後の高血糖を 15〜20%抑制したとの論文も発表されています。
また、ガンや生活習慣病の予防、日焼けによるメラニンの抑制などの効果があるといわれており、最近の研究では、コーヒー党に肝臓がんが少ない理由は、この抗酸化作用のためではないかともいわれています。